【効くのは背中?下肢?】繰り返されるデッドリフト論争

2020.02.05 Wednesday

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    JUGEMテーマ:トレーニング

     

    デッドリフトは背中の種目か否か論争がたびたび起きます

    ある人は背中をデカくするならデッドリフトは重要だ
    と言えば、デッドはハム、ケツの種目だ

    という具合に論争が起きます

     

    今回はさらに細かくデッドリフトは広背筋に効くか否か論争が生まれています

     

    私の見解としては

    広背筋へのアプローチとしてデッドリフトを優先的に行う必要はない

    背中の種目としてデッドリフトは重要ではない

    と考えてます

     

    語弊があるとよくないので具体的に言うと

    広背筋の筋肥大を目的にデッドリフトを行うのは効率が悪く優先的・積極的に取り入れる種目ではないという事です

     

    理由

    広背筋の作用に肩関節の伸展が含まれます

    デッドリフトでも肩関節の伸展は起きますが、それは股関節が伸展して上体が起き上がってくることによって自然と起きています

    それと重りのベクトルは床方向で肩関節の伸展方向とは違っています

     

    マッスルコントロールの得意な人であれば、肩関節の伸展方向を意識して力を入れれば広背筋を動かすことができると思います

    しかし上記の通り重りのベクトルと動作のベクトルが違うし、意識せずともできる動作を意識的に行ったとしても広背筋にかかるストレスは少ないハズです

     

    以上の点から全く広背筋を使わないという事はないかもしれませんが、優先的に行う種目では無いと考えます

     

    では広背筋を狙って優先的に行うなら何が良いか!?

    ・チンニング

    ・ラットプルダウン

     

    上記2つの種目は力のベクトルが合っている

    広背筋のストレッチ・収縮をダイナミックに行えるのでオススメです

     

    ではデッドリフトの良さは?

    ・ハムストリングや臀部にしっかりとストレッチをかける事ができる

    ・初心者でも比較的容易に100Kgを扱える

    ・多関節種目なので全身の連動性を養える

     

    以前はデッドリフトを私もやっていました

    ハムと臀部の反応は良かったです

    ただし起立筋は疲弊するしあまりオススメでは無いです(^^;)

     

    トレーニングの目的は人それぞれです

    デッドリフトを全否定するわけでありません

     

    高重量のデッドリフトを行っている姿はカッコ良いし、リスペクトに値します

    それにデッドリフトのようなキツイ種目を頑張れる気合のある人は当然、プル、ロウ種目も頑張っているので背中が発達していることが多いのも事実です(´_ゝ`)

     

    なんたって『死の挙上』ですから

     


     

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